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豆知識家づくりのポイント

老後の生活資金を確保する方法の一つとして注目されている「リバースモーゲージ」
持ち家を担保にしながら、老後資金を借りられる仕組みですが、思わぬ落とし穴もあります。
田原市で住まいに関わる私たち鈴茂建築の視点から、「利用前にぜひ知っておきたいポイント」を解説します。
① 相続人のトラブルリスク
リバースモーゲージは、契約者の死亡後に自宅を売却して借入を返済するケースが多いため、
「家を残すつもりだった相続人」とのトラブルに発展することも。
🔸対策:事前に家族・相続人とよく話し合うことが大切。
② 不動産価値の下落リスク
担保となる自宅の価値が大きく下がった場合、
追加で返済を求められたり、契約の継続が困難になるケースも。
🔸特に地方では地価が不安定なこともあり注意が必要。
③ 利用できる物件に制限がある
築年数や地域、構造によっては、リバースモーゲージの利用ができない場合があります。
🔸例:田原市内の一部のエリアでは評価額が出にくく、審査に通らないことも。
④ 長生きリスク(融資枠の枯渇)
長寿化が進む今、**「借入限度額を使い切ってしまった」**という事態も。
その場合、追加の生活資金が得られず、かえって困窮する恐れがあります。
⑤ 金利上昇による影響
リバースモーゲージは変動金利が多く、金利上昇で返済額が増える可能性もあります。
特に2025年以降は、金利動向に注意が必要です。
【住宅の耐震化で負担減】
国土交通省はリバースモーゲージを活用して耐震改修を後押しする新しい制度を設けています。
住宅金融支援機構が提供する「リ・バース60」を使い改修費の毎月の利息の支払い負担を年齢に応じて軽減。
60歳以上は利息の支払いのうち3分の2を、70歳以上は全額を国が補助。
制度の利用には、市町村の補助金を利用するなどの要件を満たす必要があります。
補助金をうまく活用したいものですね。
私たち鈴茂建築では、**「リフォームで住まいの価値を維持し、資産としての魅力を高める」**サポートもしています。
将来的なリバースモーゲージ利用も視野に入れ、
**「資産価値を守る家づくり・リフォーム」**をぜひ一緒に考えてみませんか?^_^

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