家づくりが、大好きだ。鈴茂建築

BLOG

BLOG


豆知識

木材にも”JAS”マーク「日本農林規格」
2025.06.12
Category:豆知識

###

JASとは「日本農林規格」の略称です

JAS(ジャス)とは、
Japanese Agricultural Standard O B2
称で「日本農林規格」のことです。

日本農林規格とは、農林物資の規格化等に関する法律(JAS法)に基づく、農・林・水・畜産物およびその加工品の品質保証の規格です。

この規格に適合した食品や加工食品の製品には、JASマークと呼ばれる規格証票を付した出荷・販売が認められています。

集成材や合板など木材加工品にもこのJASマークを表示する制度があります。

製材のJAS規格では、「構造用製材は、針葉樹を材料とするものであって、建築物の構造耐力上主要な部分に使用することを主な目的とするもの」と定義しています。

木質建材では11品目にJAS規格があり、この中に製材が含まれています。

製材品は、他の木質建材と異なり接着剤を使用して製造しておらず、無垢(むく)の木材という自然素材をそのまま生かして製造しています。一方、自然素材であるがゆえに、他の構造材料と比べ性質にばらつきがあるという課題も抱えています。

このため、JAS規格では、製品の寸法の精度や材面の品質のほか、乾燥処理を行う場合は含水率試験、機械等級区分を行う場合は曲げ試験を行って、性能を明確化しています。
JAS規格はこれらの検査方法を定めています。

一覧を見る 
日常
建物いろいろ
施工の様子を見る