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豆知識
繋いでいるだけでは損。節電タップ

「節電タップ」は、待機電力の小さい家電に注意!
差込口とON/OFF スイッチが複数並ぶ、節電を目的とした「マルチタップ」。
スイッチなしのタップと違って、プラグの抜き差しをせずに、スイッチのON/OFF だけで節電できる便利なアイテムです。
「節電タップ」の節電効果についての比較です。
①通常タップを1年間使い続けた場合
②節電タップをONのまま1年間使い続けた場合
③節電タップ使用、就寝時の8時間だけOFFにして、1年間使い続けた場合
※こまめに電源をOFF にした③がもっとも消費電力量を削減できています。
注目したいのは、タップ本体にあるスイッチの「表示ランプ」の電力。
ONにした際、通電を表すためランプが点灯しますが、もちろんこのランプにも微量の電力が消費されているため、通常タップ使用時よりも消費電力量が多くなってしまう家電があるという、本末転倒な結果が見えてきました。
ノートPC(シャットダウン)、エアコン(非運転)、テレビ(電源OFF)は、家電自体ほぼ電力を使わなかったため、タップに点灯したランプの分だけ消費電力が増える結果となり、節電タップの省エネ効果が得られないということがわかりました。
節電タップを使用することで逆に損をしてしまう分岐点となったのは「0.6W」。
空気清浄機などの消費電力の大きい家電は節電効果が見込めるものの、消費電力の小さい家電、待機電力がないタイプの家電など、0.6Wより小さい家電の場合は、通常タップを使用した方が良さそうです。
まとめ
節電タップは賢く使えば節電効果が◎。
しかし、繋いでいるだけで損をしてしまう家電がある。と言う事も覚えておきたいですね。
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