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豆知識
防犯対策!データで知るかしこい対策
いつ? どこから? どうやって?
ご自分の家の防犯上の弱点をご存じですか?
侵入盗の手口や狙われやすい家には、いくつかの特徴があります。
住まいの安心を脅かす侵入盗の防犯対策として、まずその具体的な手口をしっかりと知ることが大切です。
実際の犯罪傾向のデータから見えてくる、心構えや対策をご紹介します。
1. 近年の侵入盗犯罪の傾向
住宅などの建物に侵入し、金品を盗む「侵入窃盗」や
凶器等を示すなどして、家人を脅して金品を強奪する「侵入強盗」
ニュースで見聞きする機会も多く、増加傾向にあります。
中でも戸建住宅がかなりの割合を占めています。
家に居ても注意が必要
侵入窃盗手口別認知件数
1位 「空き巣」留守の時に侵入する
2位 「忍び込み」深夜居住者が寝静まった時を狙て侵入する
3位 「居空き」昼間に居住者がいる中、隙を狙って侵入する
2. 侵入盗犯の行動パターン
①侵入盗犯は、まず留守を確かめる
入盗犯は、まず目的の家が留守かどうかを確認します。
インターホンを鳴らしてみたり、家の中に人の動きがないか、カーテンのしまり具合、たまった郵便物など、外から見える家の様子も留守確認の手段となっています。
簡単な対策は…?
◎郵便受けに新聞や手紙が溜まるのを避ける。旅行などで留守にする場合は新聞などを止める
◎防犯設備機器等(防犯カメラシステム、センサー付きライト、カメラ付きインターフォン等)を活用する
◎日頃から近所の人との関係性を深める
②侵入盗犯は、窓から入る
侵入経路は、戸建て住宅の約60%が窓から。
その中で最も多いのが直接庭に出入りできる「1階居室の窓」からの侵入です。
侵入口は次に表出入口、その他出入口の順で多く、
窓以外でも玄関ドアなど開口部に関して、注意が必要です。
2階建て以上の戸建て住宅の90%が1階から侵入されているという報告もあります。
簡単な対策は…?
◎在宅中も出入口や窓には確実に施錠をする習慣を身につける
◎必ず補助錠も施錠する
◎2階などからの侵入に備え、足がかりになるものを置かないようにする
③侵入盗犯は、5分であきらめる
侵入に時間がかかればかかるほど、用心深い侵入盗犯は犯行をあきらめます。
侵入をあきらめる時間で、最も多いのが2~5分。
つまり5分以上要すると、侵入をあきらめる確率が高いのです。
3. 侵入手口を知り、防犯対策を考える
≪侵入手口第1位≫
カギの締め忘れを狙われる – 46.3%
家事に時間をとられ玄関や窓にカギをかけていないスキに侵入される例も多いようです。
朝のゴミ出しなど、ちょっとした留守も要注意。
対策:防犯の基本”カギをきちんとかける”こと!
≪侵入手口第2位≫
ガラス破りで入られる – 35.8%
カギが閉まっていても、ガラスの一部を破り、そこから手を差し入れてクレセントを回して解錠してしまう。
この手口がとても多いようです。
対策:ガラス破りに強い窓にする。
クレセントと補助錠により2カ所をロックする
シャッター・雨戸・面格子の設置
≪侵入手口第3位≫
ドアその他の錠を破れられる – 4.8%
特殊工具をカギ穴に入れて錠を短時間で開ける「ピッキング」
ドアと壁の間にバールなどを押し込み無理矢理カギを破壊する「こじ破り」
採光部のガラスを割って手を差し入れてカギを開けてしまう「サムターン回し」など
対策:錠破りに強いドアにする
4. 家の敷地もしっかり防犯配慮
◎エクステリアで侵入を防ぐ
◎侵入者の隠れ場所を作らない
◎建物に近づきにくくする
防犯に配慮した商品がたくさんあります
被害にあう前に早めの対策をしましょう
「防犯建物部品」
侵入に対して5分以上の耐性が認められている商品は、「防犯建物部品」として「CPマーク」がつけられています。防犯対策の目安にしてください。
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