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豆知識

『今のお家で今日からできる!エコホームへの道のり』④
2026.06.12

『今のお家で今日からできる!エコホームへの道のり』
【第4回】自然の力を借りる!「緑」を使ったエコな暮らし

夏場、室内の温度が上がる一番の原因は「窓からの日差し」です。
窓の外に植物を這わせてカーテンのようにする「グリーンカーテン」には、主に2つの大きな効果があります。

1. 窓辺からのアプローチ:グリーンカーテン(緑のカーテン)

  • 遮光効果(日傘の役割): 建物の壁や窓に直接日光が当たるのを防ぎます。
    すだれやオーニングと同じ効果ですが、植物の葉は何枚も重なっているため、より効果的に熱を遮ってくれます。

  • 冷却効果(打ち水の役割): 植物は根から吸い上げた水分を葉の裏から空気中へ放出します(これを蒸散作用といいます)。
    水が蒸発する際、周りの熱を奪う(気化熱)ため、グリーンカーテンを通り抜けて入ってくる風は、外の空気よりも涼しくなります。

💡 おすすめの植物: 成長が早く、葉がしっかり茂るツル性の植物が適しています。

・ゴーヤ:葉が密集して日陰を作りやすく、夏には美味しい実も収穫できて一石二鳥です。

・アサガオ・西洋アサガオ:花も楽しめ、見た目にも涼やかです。

2. 屋内からのアプローチ:観葉植物による調湿効果

室内に置く観葉植物は、温度そのものを劇的に変えるわけではありませんが、「湿度」をコントロールすることで「体感温度」を快適にしてくれます。

  • 自然の加湿・除湿器: 植物は呼吸をしながら、周囲の環境に合わせて水分の放出量(蒸散)を調整しています。空気が乾燥しているときは水分を多く放出し、潤いを与えてくれます。

  • 体感温度の変化: 夏は湿度が高いと蒸し暑く感じ、冬は乾燥しているとより寒く感じます。植物が湿度を適度に保つことで、エアコンの設定温度を過度に上げ下げしなくても、心地よく過ごしやすくなります。

💡 おすすめのポイント: 葉が大きいものや、葉の数が多い植物ほど蒸散作用が活発です(例:モンステラ、ウンベラータなど)。また、植物を見ることで得られるリラックス効果も、おうち時間の快適さをグッと高めてくれます。


どちらも、エアコンに頼りすぎない「心地よいエコな暮らし」の第一歩としてぴったりですね。 グリーンカーテンの作り方や、育てやすい観葉植物の選び方など、さらに詳しくお伝えします。

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春・夏の準備:グリーンカーテンの作り方

グリーンカーテンを成功させるための3つのステップ

  • 1. 準備(春先〜)

    • ツル性植物の選定: ゴーヤ、アサガオ、西洋アサガオなどが一般的です。

    • 道具: プランター(土がたっぷり入る大きめのもの)、支柱、ネット、培養土を用意します。

    • 設置: 窓を覆うようにネットを張り、苗を植えます。

  • 2. 誘導・摘心(成長期)

    • ツルを誘導: ツルがネットに絡まるように、最初は手で誘導してあげます。

    • 摘心(脇芽を増やす): 親ヅルの先を摘む「摘心」を行うことで、子ヅル・孫ヅルが増え、横に広がって密なカーテンになります。

  • 3. 完成と効果(夏)

    • 遮光(日傘): 日光を遮り、窓や外壁の温度上昇を防ぎます。

    • 蒸散作用(打ち水): 葉から水分が蒸発する際、周囲の熱を奪うため、通り抜ける風が涼しくなります。


おすすめの観葉植物の選び方(通年)

室内の快適さを保つために、育てやすくて調湿効果などが期待できる植物を選ぶための3つのポイント

  • 1. 日陰OK(耐陰性)

    • ポイント: カーテン越しの光や人工照明でも育つ植物。

    • おすすめ: ポトスサンスベリア

  • 2. 水やり少なめ(乾燥に強い)

    • ポイント: 土が乾いてから数日後で良いなど、手入れが頻繁でなくて済む植物。

    • おすすめ: パキラサボテン

  • 3. 丈夫で病気知らず(強健)

    • ポイント: 病害虫に強く、初心者でも失敗しにくい丈夫な植物。

    • おすすめ: モンステラガジュマル


イラストガイドを参考に、ぜひ今年の春夏は「緑のチカラ」をお家に積極的に取り入れてみてください。

【第1回】一番熱が逃げるのはココ!「窓」の簡単エコ対策

【第2回】小さな隙間が大きなロスに!「隙間風」ストップ作戦

【第3回】電気代をスリム化!照明と家電の「ちょっとした見直し」

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